「リソース」と「データ」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「リソース」と「データ」の違いとは?言い換え

この記事では、「リソース」「データ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「リソース」とは?

英語の「resource」から来ており、日本語では「資源」という意味をもつ言葉です。

「リソース」という言葉は、人的資源や物的資源など、企業活動に必要なものを指すと考えられます。

また、「リソース」は、使用することによって、価値が生まれるものであり、消費されるものだと言えます。

「データ」とは?

事実や現象などを観測や及び測定することによって得られた数値や文字などの情報を意味する言葉です。

「データ」は、そのままでは意味を持たない場合が多いので、解釈や分析を実施しなければなりません。

また、「データ」は、さまざまな形式で表現可能だと考えられます。

「リソース」と「データ」の違い

「リソース」「データ」の違いを、分かりやすく解説します。

「データ」は、情報の表現や記録のために使われる、文字や数字、記号などの要素のことです。

コンピュータに保存したり、ネットワークで送受信したり、プログラムで処理したりします。

その一方で、「リソース」は、目的を達するために役立つ、あるいは必要となる要素のことです。

システム開発においては人材や資金、設備等の総体などがリソースだと言えます。

このように、「データ」は情報の単位であり、「リソース」は資源の単位であると言えるでしょう。

「リソース」の例文

・『リソースを確保しないと、ビジネスを回すことは不可能だ』
・『リソース不足なので、このプロジェクトは失敗すると思う』

「データ」の例文

・『データベースには、重要な顧客情報が保存されているので、セキュリティは強固にしなければならない』
・『今の時代は、データをきちんと利用することによって、ビジネスで優位に立つことが可能だ』

まとめ

「リソース」とは、英語の「resource」から来たカタカナ語で、「資源」「物資」といった意味です。

ビジネスでは、会社が持つ「人」「モノ」「カネ」などの資源を指します。

ITでは、コンピュータの処理能力やシステム環境などを指します。

その一方で、「データ」とは、英語の「data」から来たカタカナ語で、「情報」「資料」といった意味です。

ビジネスでは、市場や顧客などに関する情報を指します。

ITでは、コンピュータが扱う数値や文字などの情報を指します。