「絞る」と「痩せる」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「絞る」と「痩せる」の違いとは?言い換え

この記事では、「絞る」「痩せる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「絞る」とは?

この言葉には、いくつもの意味があります。

まず、液体がしみこんだ布を強くねじって水分を出すです。

水で濡らした雑巾の両端を両手でつかみ、雑巾をねじって含まれている水分を出すことがこれにあてはまります。

次に、広がったものを小さくするという意味があります。

開いていた傘を閉じる、開いていた袋の口を小さくするといったことです。

他に音量を小さくする、カメラのレンズのしぼりを小さくするなどの意味もあります。

また、簡単には出て来ないものを無理にでも出そうとすることもいいます。

ない知恵を出すことなどです。

「痩せる」とは?

この言葉には2つの意味があります。

ひとつは、体の肉が落ちて細くなるです。

脂肪が減って細くなることも、筋肉が減って細くなることもいいます。

他人が見て明らかに細くなっている場合も、他人が見てもよくわからないときでも、体重が減った場合は「痩せる」という言葉が使われます。

体重が100kgの人が1kg体重を減らしても、見た目にはあまり変わりません。

他人が見て細くなったとは感じないでしょう。

しかし、本人は少し細くなったと感じているかもしれません。

もうひとつの意味は、土地の草木を成長させる力に欠けるです。

草木を養う力が弱いので、こういった土地では植物が育ちにくいです。

「絞る」と「痩せる」の違い

「絞る」「痩せる」の違いを、分かりやすく解説します。

前者は、含まれているものを出す、開いていたものを小さくするといった意味です。

「雑巾を絞る」「ラジオのボリュームを絞る」などのことをいいます。

後者は肉が落ちて細くなるという意味と、土地の植物を育てる力に欠けるという意味です。

「体を絞る」という使い方がされることがありますが、これは筋肉をつけて引き締まった体にすることです。

肉が落ちているのではありません。

まとめ

体が細くなるという意味では、一方は筋肉がついて引き締まること、もう一方は脂肪や筋肉が減って細くなることを意味します。