「それと」と「それから」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「それと」と「それから」の違いとは?言い換え

この記事では、「それと」「それから」の違いを分かりやすく説明していきます。

「それと」とは?

その対象に対して、近くにあるものを示し、それに他の何かを付け加えることを意味する言葉です。

「それ」という言葉は、自分よりも相手の近くにあるものを指し、「あれ」は全く別のものを指します。

また、「それと」という言葉は、物事を付け加えることを表現すると言えます。

あくまで、とある事柄どうしを繋がえると言えるでしょう。

「それから」とは?

次から次に、別の物事が起きるさまを意味する言葉です。

「それから」という言葉は、その後に、何かしらのアクションが生まれるというニュアンスを含んでいると言えるでしょう。

「それと」と「それから」の違い

「それと」「それから」の違いを、分かりやすく解説します。

「それと」「それから」は、似たような意味をもつ言葉ですが、使用する場面やニュアンスに違いがあります。

「それと」は、以前に話した事象に加えることを表現する際に使用する言葉です。

その一方で、「それから」は、以前に話した事実に続き、他の異なる事実が起こることを表現する際に使用する言葉です。

このように、「それと」は、前後の事実に、何の関係性がなくとも使用可能ですが、「それから」は、前後の事実に関係性がある場合に使用する言葉だと言えるでしょう。

「それと」の例文

・『チャーシュー麺を1つお願いします。それと餃子もお願いします』
・『最近は仕事が恐ろしく忙しい。それと、資格の勉強も並行しなければならない』

「それから」の例文

・『それから起こった出来事は、私の想像を遥かに超えるものでした』
・『彼女は退勤後にバーでお酒を飲み、それからスーパーに寄ることにした』

まとめ

「それと」は、前述の事実に、別の要素加えることを表現する言葉です。

その一方で、「それから」は、前述の事実の後に、継続して起きる事象を表現する言葉です。

「それと」「それから」という言葉は、それぞれ使い分けながら使用すると良いでしょう。