「幅広く」と「手広く」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「幅広く」と「手広く」の違いとは?言い換え

この記事では、「幅広く」「手広く」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「幅広く」とは?

手広く様々な仕事することを「幅広く」【はばひろく】といいます。

一つだけではなく、色々な仕事して金儲けするという意味があるのです。

例えば、工務店で家を建てる仕事して稼ぐだけではなく、服の形や柄を考えて作ったり、中古車を修理して販売する店を展開します。

また、自分が得意とする分野を選んではお金を回しつつ増やす工夫もしていくのです。

「手広く」とは?

多方面に自らが関わって事業を展開することを「手広く」【てびろく】といいます。

1つの分野で金儲けしては大きくしていき、地元でも有名な店にしていくのです。

例えば、建設業で多くの仕事をこなして会社名を広めていき、さらに依頼数を増やしていきます。

また、「薬品を手広く扱っている」といかに種類が豊富であるか分かるのです。

このように、いかにその土地で名を広め、活躍しているか伝えられます。

「幅広く」と「手広く」の違い

ここでは「幅広く」「手広く」の違いを、分かりやすく解説します。

色々な仕事をこなし、お金を稼ぐことを「幅広く」といいます。

「あの会社は幅広く事業を展開している」というように、様々な仕事に手を出して良い結果を残していると言えるのです。

もう一方の「手広く」は1つの仕事に特化して、医者や建設業などでお金を稼ぎ、地元でも信頼を集めます。

「手広く海外とも取引する鍋会社」と、日本の素晴らしい技術を駆使した商品を国外でも販売して事業を展開するのです。

「幅広く」の例文

・『問題を解決するために幅広く対応する会社として信頼がある』
・『幅広く意見を集めて、運動器具開発のための参考にした』

「手広く」の例文

・『あの会社は地方の魅力を取り入れた商品を開発し、手広く売る』
・『娘は中国にも工場を展開し、手広く儲けている』

まとめ

「広く」という点は同じですが、「幅」「手」に違いがあります。

漢字にはどのような意味があるか注目して、どういった使い方すればいいか比較してみましょう。