「部分」と「局部」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「部分」と「局部」の違いとは?言い換え

全体の中でも特定の場所を示す時に使う言葉には「部分」「局部」があります。

この記事では、「部分」「局部」の違いを分かりやすく説明していきます。

「部分」とは?

「部分」とは全体を複数に分けたものの中で1つを示す時に使う言葉です。

「部分」は英語で“part”であり、カタカナ語では「パーツ」と呼ばれています。

「部分」の反対語は「全体」であり、この2つはそれぞれ「部分的」「全体的」という風にも使う割れています。

「部分日食」とは日食の一種であり、月によって太陽が部分的に隠れる天体現象を表す言葉です。

「局部」とは?

「局部」とは全体の中でも限られた「部分」を表す言葉です。

「局部」は限定されたものや場所に対して使うことが多く、複数個所を示す時に使うことが可能です。

「局部」はこれ以外にも人体における陰部を示す時にも使われています。

「局部」の類義語には「局所」がありますが、こちらは「局所麻酔」などが有名です。

「局部」の反対語は「全体」「全身」「広範」などがあります。

「部分」と「局部」の違い

「部分」は全体を複数に分けたものの中で1つを示す時に使う言葉であり、色々な場面で使われています。

「局部」は全体の中でも限られた場所や「部分」を示す時や、人間の陰部を表す時にも使うことが可能です。

「部分」の例文

・『このポエムは部分的に表現が雑なところが多く、もう少し手直しすべきだと思いました』
・『建物を部分的に改築していく計画が出ましたが、個人的には全体的にやった方がいいと考えています』

「局部」の例文

・『地震の影響は局部に留まっており、今回は少しの調査で済みそうです』
・『患者は昏睡状態にあるので看護師が局部を洗浄処置することになっています』

まとめ

「部分」は全体を複数に分けたものの中で1つを示す時に使う言葉であり、カタカナ語では「パーツ」として使われています。

「局部」は全体の中でも限られた場所や「部分」を示す言葉であり、限られたという点を重視する時に使われます。