物事を予め調べることを表す言葉には「内見」や「下見」があります。
この記事では、「内見」と「下見」の違いを分かりやすく説明していきます。
「内見」とは?
「内見」とは不動産を買う際や賃借する時に使う言葉であり、検討している不動産を実地に行って見学することや調査することを表します。
「内見」は「ないけん」と読み、「うちみ」という読み方は間違いです。
「内見」は「内部見学」を略した言葉であり、内覧と同じような意味で使います。
「内見」は現代だとVRやバーチャル空間を使って見学するものも増えてきました。
「下見」とは?
「下見」とは物事や学習などで前もって調べておくことを表す言葉です。
「下見」は「したみ」と読みます。
「下見」はこれ以外にも前もって書類や書物を見ておくことや目を通しておくことを表します。
「下見」は特定の場所を予め調べることや実際に行ってみて調査することを表す時にも使うことが可能です。
「下見所」とは競馬場におけるパドックを表す言葉であり、こちらはレースに出場する馬を近くで見てコンディションなどを確認することが可能です。
「内見」と「下見」の違い
「内見」は主に検討している不動産を実地に行って見学することや調査することを表す言葉です。
「下見」は不動産以外にも物事や学習などで前もって調べることを表す時に使います。
「内見」の例文
・『内見した結果物件はかなり理想的なので第一候補に入れることが決定しました』
・『バーチャル内見を試してみましたが、どうも細かいところが分かりづらいと思いました』
「下見」の例文
・『花見会場の下見に行ってきましたが、今回の場所はかなりの混雑が予想されます』
・『論文の下見を友人に頼んだところかなり痛い点を指摘されました』
まとめ
「内見」は不動産を実際に見学することや調査することを表す言葉です。
「下見」は不動産以外にも物事や場所、文章を予め調べることを表す言葉です。