「玄関」と「入口」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「玄関」と「入口」の違いとは?言い換え

この記事では、「玄関」「入口」の違いを分かりやすく説明していきます。

「玄関」とは?

玄関とは、建物や住居の正面にある出入口のことをいいます。

元々は仏教の用語で、玄妙な道に入る関門という意味でした。

それが禅寺の方丈に設けられている入り口を指すようになり、建物の正面にある入口を指すようになったのです。

近年は一般家屋の出入り口を指すことが多く、大きな建物の出入り口はエントランスと呼んでいます。

また、国や都市への入口になる駅や空港、港のことを玄関口と呼んだりもします。

「入口」とは?

入口とは、そこから入るところのことをいいます。

出るところは出口になりますが、出たり入ったりするところは出入り口と呼んだりもします。

入口は建物だけではなく、公園や道路など屋外にある場所で用いられることもあります。

それから入口には物事のし始めや端緒といった意味もあり、「物理の入口」といった使い方をしたりもします。

「玄関」と「入口」の違い

入口はそこから入るところで、玄関は建物や家の入口及び出口のことをいいます。

建物や家以外の入口もあります。

また、入口には物事のし始めや端緒といった意味もあり、学問などの分野でも用いられます。

「玄関」の例文

・『ベビーカーを玄関に置くと、狭くなってしまいます』
・『可愛らしい猫の置物をもらったので、玄関に飾ろうと思います』
・『玄関に鏡があると、服装をチェックできて便利です』

「入口」の例文

・『ここがお化け屋敷の入口になっています』
・『ショッピングモールの入口は色々あるので、駅の改札に近いところで待ち合わるようにしましょう』
・『私は作家としてまだ入口に立ったところです』

まとめ

入口はそこから入るところを表しています。

玄関は建物や住居の正面にある出入り口を表す言葉ですが、特に住居の出入り口を指すことが多いです。

また、入口には物事をし始める端緒といった意味もあります。