「賛同」と「承認」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「賛同」と「承認」の違いとは?言い換え

この記事では、「賛同」「承認」の違いを分かりやすく説明していきます。

「賛同」とは?

賛同とは、他人の意見や提案、行動などを良いと認めて賛成することをいいます。

単に同意するだけではなく、相手の意見や考えを深く理解した上で自分も同じ意見を持つことを表しています。

賛同は、積極的に支持することです。

「承認」とは?

承認とは、そのことを良しとして認めて許すことや聞き入れることをいいます。

「議会で承認する」といった使い方をします。

また、承認にはそのことを事実である、または正当であると認めるという意味もあります。

それから承認は、国際法上の地位を認める場合にも用いられます。

「賛同」と「承認」の違い

賛同は他人の意見や提案を良いと認めて賛成することで、承認はそのことを良しとして認めて許すことです。

承認は公的な内容を認める場合に用いられる言葉になります。

賛同は公的な場で用いられることもありますが、日常生活でも他の人の意見に賛成する際などに用いられます。

また、賛同には自分も同じ意見であるというニュアンスが含まれます。

それから承認は認める立場にある場合に用いますが、賛同は認める立場にあるわけではありません。

賛同したからといって認められるわけではないのです。

「賛同」の例文

・『私はこの企業の環境保護の取り組みに賛同しているので、積極的に商品を購入するようにしています』
・『今回の提案にご賛同いただける方は挙手をお願いいたします』
・『あなたのやり方には全く賛同できません』

「承認」の例文

・『新しい治療薬が承認されるにはまだまだ時間がかかりそうです』
・『新たに他国との条約を結ぶには、国会で承認を得る必要があります』
・『残業する際には、事前に上司の承認を得てください』

まとめ

賛同は他人の意見や提案を良いと認めて賛成することで、承認はそのことを良しとして認めて許すことを表しています。