この記事では、「バツイチ」と「シングルマザー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バツイチ」とは?
バツイチとは、離婚を1度経験した人のことをいいます。
性別に関係なく用いられる俗語で、2度離婚を経験している人は「バツニ」、3度離婚を経験している人は「バツサン」と呼ばれたりもします。
離婚によって籍を抜くと、戸籍の原本に×印がつくことが由来とされます。
1990年代にテレビドラマ等で用いられたことから広く浸透しました。
「シングルマザー」とは?
シングルマザーとは、母子家庭の母親のことをいいます。
母子家庭は、配偶者のいない母親とその子どもからなる世帯のことです。
離婚や死別で配偶者と別れた場合もありますし、未婚で子どもを産んだ場合もあります。
事実婚などで入籍していなくてもパートナーと一緒に住んで生計を共にしている場合には、シングルマザーとはいいません。
「バツイチ」と「シングルマザー」の違い
バツイチは離婚を1度経験している人のことで、シングルマザーは母子家庭の母親のことです。
バツイチのシングルマザーもいますが、配偶者と死別したり未婚で子どもを産んだシングルマザーもいます。
また、バツイチは男性にも用いられる呼び名ですが、シングルマザーは女性にのみ用いられる呼び名です。
父子家庭の父親のことは 「シングルファーザー」といいます。
「バツイチ」の例文
・『彼はバツイチで、一人暮らしをしています』
・『私の母は父と熟年離婚し、バツイチになりました』
「シングルマザー」の例文
・『私の母はシングルマザーですが、離婚してからも父とは協力して子育てを行ってきました』
・『シングルマザーだと、子どもが病気になった時に仕事の調整が難しいです』
まとめ
バツイチは離婚を1度経験している人で、性別に関係なく用いられる言葉です。
シングルマザーは母子家庭の母親のことをいいます。
バツイチのシングルマザーもいます。