「有志」と「ボランティア」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「有志」と「ボランティア」の違いとは?言い換え

この記事では、「有志」「ボランティア」の違いを分かりやすく説明していきます。

「有志」とは?

「有志」とはその物事に興味関心を持っており、自発的に行動したり関わりを持つ意志を持っていることやそういった人です。

対象の物事についてただ興味があり、参加するか聞かれたら参加するという消極的な態度ではなく、言われるまでもなく自分から志願したり、最初から行動している人達を指します。

対象になる物事については問わず、公共的で社会性の高い奉仕活動に対しても、趣味の延長にあたる活動のようなものに対しても使える言葉です。

「ボランティア」とは?

「ボランティア」とは自分の意志で物事に参加できるよう願い出ることやそういった人です。

元となる英語では物事を問わずに使われる言葉ですが、カタカナ語として定着した言葉としては社会的な奉仕活動に自発的に参加することを指します。

自分から志願して社会活動に参加することを指すだけなので報酬の有無は本来別の話なのですが、特に一切お金が出なかったり交通費しかでないというような、無償でそういった慈善活動を行う人達という意味で使われることの多い言葉です。

「有志」と「ボランティア」の違い

「有志」「ボランティア」の違いを、分かりやすく解説します。

なんらかの物事に自分から志願して参加したり自発的に行動した人が「有志」で、社会的な慈善活動などに志願する人が「ボランティア」です。

「有志」は有償無償関係なく使われますが、カタカナ語としての「ボランティア」は社会奉仕というイメージが強く基本的に無償のものを指して使われます。

まとめ

どんな物事かや有償無償を問わず自分から活動に志願することや志願以前に自分から行動することが「有志」ですが、「ボランティア」は社会的な慈善活動や奉仕活動が対象であったり、基本的に無償という点が違いになっています。

「ボランティア」の方がニュースなどで耳にしやすい言葉ではありますが、意味や使用できる場面としては「有志」の方が広い言葉です。