「置きっぱなし」と「置いたまま」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「置きっぱなし」と「置いたまま」の違いとは?言い換え

この記事では、「置きっぱなし」「置いたまま」の違いを分かりやすく説明していきます。

「置きっぱなし」とは?

飲んだ飲み物を机の上に長時間置いたままにしておくことを「置きっぱなし」【おきっぱなし】といいます。

例えば、客が来たとき、出したお茶がそのまま机の上に片付けず置いたままになっているのです。

漢字では「置きっ放し」と書くように、置いたままでほったらかしにされた状態を指します。

使い方としては、「朝からごみが置きっぱなしだ」と使うのです。

「置いたまま」とは?

荷物やペットを今いる場所に置いた状態で用事を済ませることを「置いたまま」【おいたまま】といいます。

例えば、「鞄を椅子に置いたままで便所へ行く」という行動を指すのです。

使い方としては、「犬を駐車場へ置いたまま家族を呼びに行く」と何か目的をこなすために物や動物を置いておくといった行動します。

このように、少しの間だけ置く状況で使われているのです。

「置きっぱなし」と「置いたまま」の違い

ここでは「置きっぱなし」「置いたまま」の違いを、分かりやすく解説します。

飲み物や使い終えた文房具、食器といった人が使った物が片付けられず、置いたままで移動する状態を「置きっぱなし」といいます。

主に、早く片付けるべき物が放置されたままにした状態を指すのです。

もう一方の「置いたまま」は用事を済ませるため、少しの間だけそこに置いておくという行動を指します。

「鞄を開けたまま電話する」といえば、何かするためにもう1つの物をそのままにしておくという意味で使うのです。

「置きっぱなし」の例文

・『玄関の外に自転車が置きっぱなしで雨に濡れてしまう』
・『机の上に食べ物が置きっぱなしで虫がたかってしまう』

「置いたまま」の例文

・『車の中に財布を置いたまま公衆便所に入った』
・『田舎に家具を置いたまま10代で都会に出てしまった』

まとめ

「置」を使っていますが、「ぱなし」が付くとまた違った意味で使える言葉となります。

どのような行動に対して使われているか学ぶといいでしょう。