「不測の事態」と「パニック」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「不測の事態」と「パニック」の違いとは?言い換え

この記事では、「不測の事態」「パニック」の違いを分かりやすく説明していきます。

「不測の事態」とは?

押し測れないほど事態の流れを予測できないことを「不測の事態」【ふそくのじたい】といいます。

想定外の問題が起きたのでそこにいる人たちが酷く動揺する状態に陥るのです。

例えば、先ほどまで使えていたパソコンの画面がいきなり止まり、動かない事態になります。

再起動させるとデータがすべて消えてしまったとき酷く焦る様子を表すのです。

「パニック」とは?

大混乱に陥るほど酷く慌ててしまい、動揺することを“panic”「パニック」といいます。

例えば、津波がきて家を流す光景を目の当たりにしたとき、人々は恐怖と恐ろしさに包まれてしまう状態を指すのです。

このように、人々が大混乱に陥り、うろたえるといった状況を指します。

使い方としては、「大地震がきて家が倒壊した村はパニックに陥った」といかに人々が動揺しているか伝えられるのです。

「不測の事態」と「パニック」の違い

ここでは「不測の事態」「パニック」の違いを、分かりやすく解説します。

思いもよらぬ問題が起きて、どのように対処したらうまく解消できるか戸惑う状況を「不測の事態」といいます。

突発的に起こる予期せぬ課題に焦る人の様子を伝えるのです。

もう一方の「パニック」はいきなり不安が襲う状態に動揺します。

強い不安感を感じた人は癇癪【かんしゃく】を見せて周りに当たってしまうといった行動を見せる場合もあるのです。

「不測の事態」の例文

・『大地震がくる不測の事態に備えて家の免振を強化した』
・『不測の事態であっても動揺せず、与えられた作業する』

「パニック」の例文

・『炊飯器から火が吹いてパニックになった妹は走り回った』
・『生徒が次々に倒れてパニックになる教師を落ち着かせた』

まとめ

問題が起きたとき見せる人の行動を指しますが、どのようなことで起きるか具体的に比較してみるといいでしょう。