この記事では、「主流煙」と「副流煙」の違いを分かりやすく説明していきます。
「主流煙」とは?
主流煙はタバコを吸っている人が、吸い込む煙のこと。
「主流」は主な流れという意味があって、この場合は喫煙者本人が吸い込んでいる煙をあらわしています。
タバコは吸い口にフィルターが付いているので、ここを通して体の中に取り込んでいる煙が主流煙です。
ニコチン、一酸化炭素、タールなどの物質がふくまれています。
発がん性物質を始めとした体に影響を与えやすい物質が含まれているので、多くの自治体や国では禁煙に向けた取り組みを推進しています。
「副流煙」とは?
副流煙はタバコの火の付いている箇所から出ている、煙のことをいいます。
喫煙者本人が吸っている煙ではなく、その周りにいる人たちに影響を与える煙を指します。
タバコの先から出ている煙にもニコチン、一酸化炭素、タールなどの物質が含まれています。
その量は主流煙よりも多く、とくにジメチルニトロソアミンやホルムアルデヒド、アンモニアなどの有害物質の量が非常に多いことで知られています。
「主流煙」と「副流煙」の違い
「主流煙」と「副流煙」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらもタバコの煙をあらわします。
タバコに火を付けないと、出ない煙です。
主流煙はタバコを吸っている、本人が吸っている煙をあらわします。
一方で副流煙はタバコを吸っていない人、同じ空間にいる人が吸う煙をいいます。
これまでの研究によると副流煙の有害物質の方が、主流煙の有害物質に比べて量が多いことが分かってきています。
「主流煙」の例文
・『主流煙には、有害物質が多く含まれています』
・『禁煙講座で主流煙について、解説をおこないました』
「副流煙」の例文
・『副流煙による、受動喫煙が心配されています』
・『世界では副流煙によって、健康被害を受けている方が大勢います』
まとめ
「主流煙」と「副流煙」の違いを解説しました。
似ている煙の差を知って、体にいい暮らしを目指していきましょう。