「開架書庫」と「閉架書庫」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「開架書庫」と「閉架書庫」の違いとは?二語の違い

「開架書庫」「閉架書庫」はどちらも図書館に関係する言葉です。

2つの言葉は何を意味しどのような違いがあるのでしょうか。

「開架書庫」「閉架書庫」この記事では、「開架書庫」「閉架書庫」の違いを分かりやすく説明していきます。

「開架書庫」とは?

「開架書庫」とは、「利用者が自由に資料を利用できる図書館資料の置き場所」を指す言葉です。

図書館において本や映像メディアなど資料が置かれている場所のことを「書庫」といいます。

利用者が自由に利用できる開かれた書庫が「開架書庫」です。

多くの人が図書館と聞いてイメージする本棚が並んでいる場所が「開架書庫」に当たります。

「閉架書庫」とは?

「閉架書庫」とは、「利用者が立ち入りできない図書館資料の置き場所」を意味する言葉です。

利用者の立ち入りが認められておらず自由な利用が不可能な図書館資料の置き場所を指します。

出入りできるのは図書館職員だけなので「閉架書庫」ある資料を利用したい場合は所定の手続きにより持ってきてもらう必要があります。

「開架書庫」と「閉架書庫」の違い

「開架書庫」「閉架書庫」の違いを、分かりやすく解説します。

「開架書庫」「閉架書庫」の違いは「自由に利用できるかどうか」です。

どちらも図書館資料が置かれている場所を表す言葉ですが「開架書庫」は利用者が自由に出入りできて資料の閲覧や貸し出しが可能なのに対し「閉架書庫」は利用者が直接出入りできず資料を利用するには図書館職員に頼む必要がある、という違いで区別されます。

「開架書庫」の例文

・『その資料は開架書庫にある』
・『図書館がリニューアルされ開架書庫のスペースが広くなった』

「閉架書庫」の例文

・『利用者が少ない資料は閉架書庫に置かれている』
・『司書に頼んで閉架書庫にある資料を閲覧する』

まとめ

「開架書庫」「閉架書庫」はどちらも同じ図書館の書庫ですが、利用者に対して開かれているかどうかで区別されます。

どんな場所なのか分かれば簡単に区別できるので覚えておきましょう。