この記事では、「また」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。
「また」の意味
「また」という言葉はさまざまなシチュエーションで使用されます。
多くの場合は、「以前に既に体験したことを再度体験する」というような意味で使われます。
これには「またお会いしましたね」とか「また遅刻ですか」のように以前あったことがまた起きていることを伝えたい場合と、「またお世話になります」「またの機会をお待ちしています」のように再び起こる未来の出来事を期待している場合もあります。
そして、もうひとつの大きな意味としては「あることに加えて何かべつのこと」を繋げて表現するために使われるものです。
これは、例えば「このPCは高性能で、また安い」と言えば高性能であることに加えて、価格が安いことも主張しています。
「また」の言い換え
「また」という言葉の言い換えは以下の通りです。
「また」の敬語やビジネスでの言い換え
「また」という表現は、若干ぶっきらぼうに聞こえるので、ビジネスの現場では言い換えの言葉が使われることが多いでしょう。
・『再度』
「さいど」と読みます。
たとえば「再度のお願いになります」というと、以前にもお願いした経験があることを強調しています。
・『かつ』
「また」の２番目の使用法に近い言い方です。
「この製品はデザインが受けており、かつ価格も競争力を持っています」のように使用されます。
・『も』
「また」の言い換えとしては最も簡単で短い言葉ですが、ビジネスの場でも頻繁に使用されます。
「この案も有効だと考えられます」のように使われますが、「また」と合わせて「またも」という強調表現もあります。
「また」の類語や言い換え
「また」には、他にもたくさんの類語が存在します。
ここではそのうちのいくつかをご紹介します。
・『もう一度』
「もう一度、お会いしましょう」というと、以前にも会ったことがあるが、再度お会いしたいという意味になります。
・『その上』
「また」の中でも何かを加えるような言い方の類語です。
「あの人は仕事ができます、そのうえ親切です」のように使われます。
・『再び』
「ふたたび」と読みます。
「また」の最初の用法とほとんど同じ意味で使われる言葉です。
「再」という漢字には２回という意味があります。
これを重ねて「再三再四」のように使うこともあります。
まとめ
今回は「また」について紹介しました。
この機会に「また」の意味や類語を理解して、日常で使いこなせる様にしましょう。
