この記事では、「人混み」と「人込み」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
人混み」とは?
人が大勢いて、とても込み合っている状況を「人混み」【ひとごみ】といいます。
例えば、祭りの会場に多くの人が訪れていっぱいの状況でうまく歩けないと伝えられるのです。
そんな「人混み」の中にいると気分が悪くなってしまう人もいます。
使い方としては、「人混みの中で芸能人の噂話を耳にする」といった使い方もできる言葉です。
「人込み」とは?
一か所に人が集まることを「人込み」【ひとごみ】といいます。
元々は「こめる」という意味が含まれている「込み」を使っていて、人がこむ意味合いで使われていました。
この言葉の使い方としては、「人込みの中を歩く」とかなり前方に進むのが困難であると言える様子を伝えられるのです。
また、「人込みに苛立つ」とかなり多くの人がいるため気持ちが落ち着かない状態を伝えられます。
「人混み」と「人込み」の違い
ここでは「人混み」と「人込み」の違いを、分かりやすく解説します。
かなり多くの人がいる中にまぎれて、抜け出せなくなる状況を「人混み」といいます。
そのような「人混みは苦手だ」と伝えたり、押し潰されるのではないかと恐怖心を持つのです。
もう一方の「人込み」はかなり多くの人で溢れかえっている状況を伝えられるほどかなりの人数が集まっている状況を表します。
この「人込み」に巻き込まれてしまうと子供を見失う恐れがあるので、親はしっかり手を繋ぐ必要があるのです。
「人混み」の例文
・『人混みに揉まれて吐きそうになる子供を肩に乗せた』
・『人混みの中から自分の名前を呼ぶ叔父の声がする』
「人込み」の例文
・『彼氏が人込みにのまれて、姿が見えなくなってしまった ・『犯人は人込みを避けるようにして、新幹線に乗り込んだ』
まとめ
「人」を使っていますが、「混み」と「込み」にはまた違う意味が含まれています。
どういった状況で使うか画像や実際に体験してみるといいでしょう。
