この記事では、「塗りつぶし」と「網掛け」の違いを分かりやすく説明していきます。
「塗りつぶし」とは?
文字や図形などの選択した範囲に、単色やグラデーションなどの色を塗ることを意味する言葉です。
また、「塗りつぶし」は、Wordで使用する場合において、カラーパレットから選択したり、カスタムカラーを指定したりすることが可能だと考えられます。
「網掛け」とは?
文字や図形などの選択した範囲に、網点や斜線や格子などの模様を塗ることを意味する言葉です。
また、「網掛け」は、Wordで使用する場合において、種類や色は、線種とページ罫線と網掛けの設定から選択したり、カスタムパターンを指定したりすることが可能だと考えられます。
「塗りつぶし」と「網掛け」の違い
「塗りつぶし」と「網掛け」の違いを、分かりやすく解説します。
「塗りつぶし」と「網掛け」の違いは、表現方法と効果にあると言えます。
表現方法としては、「塗りつぶし」は色の密度が100%で、一様に色を塗ることですが、「網掛け」は色の密度が100%以下で、点や線などのパターンで色を塗ることだと考えられます。
また、効果としては、「塗りつぶし」は色のコントラストで強調することですが、「網掛け」は色の濃淡で強調することだと言えるでしょう。
「塗りつぶし」の例文
・『彼女はグラフィティアートを生業としており、壁を塗りつぶしするようにしている』
・『彼は塗りつぶしすることによって、紙を真っ黒にしました』
「網掛け」の例文
・『彼の服は網掛けとなっており、きれいなモザイク模様になっていた』
・『この項目は網掛けになっているので、記入しないようにしてください』
まとめ
「塗りつぶし」は、色のコントラストや視認性を高めたいときや、デザイン的な効果を出したいことを表現する言葉です。
その一方で、「網掛け」は、印刷に使われる技法で、インクやトナーの量を減らしたり、白黒印刷でも綺麗にわかりやすく印刷したりすることを表現する言葉だと言えるでしょう。
