「習字」と「書道」の違いとは?分かりやすく解釈

「習字」と「書道」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「習字」「書道」の違いを分かりやすく説明していきます。

「習字」とは?

「習字」とは?

「習字」の意味と概要について紹介します。

意味

「習字」「しゅうじ」と読み、「正しい筆順で、お手本通り整った文字が書ける様に字を習うこと」という意味です。

バランスよくキレイな字を書ける様になるのが目的です。

概要

「習字」は、小学校・中学校で「書写」として毛筆で習ったり、「書き方」として硬筆で習ったりします。

「毛筆」は半紙に筆と墨で文字を書き、「書き方」は、白紙に鉛筆や万年筆などで文字を書きます。

「習字」をきちんと学んでおくと、日常で文字を書くあらゆる機会に役立ちます。

年賀状や手紙を始め、履歴書やメモ書きまで、字が美しいとその人がきちんとしているイメージを持たれます。

「書道」とは?

「書道」とは?

「書道」の意味と概要について紹介します。

意味

「書道」「しょどう」と読み、「紙に筆で文字を書くことで自己表現をすること」です。

お手本を書き写すのではなく、自分の気持ちを込めたり、個性を生かした文字を書くのが目的です。

概要

「書道」は既に「習字」を学んだ人が、更に技術を学び、文字を通して気持ちを伝える方法です。

基本はいつでも美しい字が書けるのですが、あえて文字を崩したり、大きな筆を使って叩きつける様に書くこともあります。

「書道」は芸術性を追求するものであり、日常生活で役に立つことはありません。

しかし、基本ができていれば書道教室などを開くこともできるのです。

「習字」と「書道」の違い!

「習字」と「書道」の違い!

「習字」は、「正しい書き順と美しい文字を書ける様に学ぶこと」です。

「書道」は、「文字で自己表現をすること」です。

まとめ

まとめ

「習字」「書道」は目的が違います。

まずは「習字」から始めて「書道」に移るのが理想です。