この記事では、「不衛生」と「不潔」の違いを分かりやすく説明していきます。
「不衛生」とは?
「不衛生」の意味と使い方について紹介します。
「不衛生」の意味
「不衛生」は「ふえいせい」と読みます。
意味は「健康を守る様な清潔的な環境を整えないこと」です。
「不衛生」の使い方
「不衛生」は、汚れた環境にいたり、汚れた状態を放ったらかしにしておくなど、健康に良くない状態にすることを言います。
「不衛生」は「衛生」の対義語で、「衛生」とは元々「健康を守ること」という意味で、ここから転じて特に「清潔を保つこと」として使われています。
「不」は「~ではない」という否定の意味で、「不衛生」で「健康をも守る様に清潔な状態にしておかないこと」という意味です。
人の心掛けや環境的なことに対して使われる言葉です。
「不潔」とは?
「不潔」の意味と使い方について紹介します。
「不潔」の意味
「不潔」は「ふけつ」と読みます。
意味は、「汚れていてきたないこと」「みだらでけがらわしいこと」です。
「不潔」の使い方
「不潔」には以下の2つの意味があります。
1つ目は、「見た目が汚れていて、きたないと感じること」で、汚れがついていたり、お風呂に入らずにニオイがするなど、対象となる人やものがきたない状態を表します。
2つ目は、「みだらでけがらわしいこと」という意味で、不道徳だと思われる異性関係に対して使われます。
「潔」は「いさぎよい」とも読み、「汚れがなく清らか」「余計なものがなくすっきりしている」「心がけや行いが礼儀正しい」という意味、「不潔」で「清らかではない」「心掛けや行いが不道徳」という意味になります。
「不衛生」と「不潔」の違い!
「不衛生」は「健康を守る様な清潔的な環境を整えないこと」です。
「不潔」は「汚れていてきたないこと」「けがらわしいこと」です、
まとめ
今回は「不衛生」と「不潔」の違いをお伝えしました。
「不衛生は汚れたままでいる状態」、「不潔は汚れていること」と覚えておきましょう。
