「あざとい」と「計算高い」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「あざとい」と「計算高い」の違いとは?言い換え

この記事では、「あざとい」「計算高い」の違いを分かりやすく説明していきます。

「あざとい」とは?

抜けめがない考え方や行動する人のことを「あざとい」といいます。

例えば、好きな男性に甘えた行動して気持ちを掴みますが、実はお金を狙っている女性のあくどい気持ちが込められているのです。

ときに、浅はかに感じる物のやり口は社会人としてずれていて、ずる賢いとも感じさせます。

元々は小ずるいといった意味で使われていて、あくどさを感じさせる行動を忌み嫌う感情を込めて使われています。

「計算高い」とは?

人よりも損したり、得することにやたら拘ることを「計算高い」【けいさんだかい】といいます。

元々はお金を計算するのに、細かい部分にまで目を向ける人を指すところからきている言葉です。

このような意味からケチな人を指し、割り勘するときは自分が少しでも得するように計算します。

このように、仕事や恋愛においても抜けめがなく行動する人を指すのです。

「あざとい」と「計算高い」の違い

ここでは「あざとい」「計算高い」の違いを、分かりやすく解説します。

得があるからこそ行動することを「あざとい」といい、小ずるい動きを見せる人といった意味で使われています。

「あの子はあざとい」といかに考え方が抜け目なく人と付き合うか伝えられるのです。

もう一方の「計算高い」は自分の取り分が多くなるように考えて行動するところから、私生活でも自分が得するように計算します。

この2つの大きな違いは、思惑を持って相手に近づくのが「あざとい」で、「計算高い」は前もって計画を練って動く点です。

「あざとい」の例文

・『妹は若さを利用して自分を売り込むあざとい女だ』
・『あざとい中学生は教師に好かれようと媚を売る』

「計算高い」の例文

・『計算高い女性は豊かな暮らしができる男性を選ぶ』
・『計算高い村長は自分の利益を考えて若者を使う』

まとめ

似た意味合いで使われていますが、どちらもあまり良い意味で使われていません。

どういった場面で使われているかに注目してみるといいでしょう。