この記事では、「土」と「砂」の違いを分かりやすく説明していきます。
「土」とは?
「土」の意味と概要について紹介します。
意味
「土」は「つち」と読み、「砂や泥に有機物が混じってできたもの」です。
「有機物」とは生物を作る元になる要素で、生き物の死骸や排せつ物が分解されてできる成分です。
砂や泥に有機物が加わり、変かしたものを「土」と言うのです。
概要
「土」には有機物が含まれているので、それを栄養にした微生物が存在します。
その微生物をエサにしてミミズなどが発生するのです。
「土」は地層の表面であり、植物の成長に大切な養分を含んでいます。
また、雨が降ると固くなるので、地盤をしっかりと支える役割もあるのです。
「砂」とは?
「砂」の意味と概要について紹介します。
意味
「砂」は無機物で、大きさが2ミリ未満の粒のことを言います。
さらさらした粉状で、水に濡れても固まりにくい特徴があります。
概要
「砂」の元となるのは「岩」です。
山や川にある大きな岩石が雨風にさらされたり、川の流れに浸食されたりして崩壊して、小さく削られていったもののことを言います。
また、砂浜は、岩石が削られて粉状になったものが川の流れに混ざり、それが海に流れ着き、更に沖からの強風で海水と一緒に海岸に飛ばされ蓄積してできる形状です。
「土」と「砂」の違い!
「土」は「砂や泥に有機物が混ざってできたもの」です。
「砂」は「岩石が砕かれてできたもので、無機質なもの」です。
まとめ
「土」と「砂」は含まれている成分に違いがあります。
植物が育つか育たないかで使い分けましょう。