人や他のものに対して強く働きかける力を表す言葉には「迫力」や「気迫」があります。
この記事では、「迫力」と「気迫」の違いを分かりやすく説明していきます。
「迫力」とは?
「迫力」とは人に対して強く働きかける力や心に強く迫る力を表す言葉です。
「迫力」はドラマや映画、アニメ、演劇などの作品から、人の性格や言動などに対して使うことも可能です。
「迫力」は英語で“force”であり、類義語としては「ダイナミックな」があります。
「迫力」の反対語は「貧弱」や「脆弱」、「ひ弱」、「微力」があります。
「気迫」とは?
「気迫」とは力強く働きかける力や精神力を表す言葉です。
「気迫」は基本的に人の性格や態度に対して使う言葉であり、作品などにはあまり使いません。
「気迫」は英語で“spirit”や“soul”があり、カタカナ語である「ソウル」は色々な場面で使われています。
「気迫」の類義語には「オーラ」がありますが、こちらは人が発する微妙な雰囲気や霊気、不思議な力を表す言葉です。
「気迫」は「気合い」と同じ意味で使うことが可能です。
「迫力」と「気迫」の違い
この2つはどちらも他に対して強く働きかける力を表す言葉です。
「迫力」は人の行動や性格以外にも作品などに対して使うことが可能であり、「気迫」は基本的に人の性格や態度に対して使います。
「迫力」の例文
・『その映画は迫力満点の内容だったので彼女もすごく楽しんでいました』
・『迫力のあるバトルシーンだったが、これはCGで描かれていることには驚きました』
「気迫」の例文
・『チャンピオンの物凄い気迫に圧倒されて挑戦者は怖気づいてしまいました』
・『気迫と共に彼が刀を振り下ろすと竹が綺麗に切れました』
まとめ
「迫力」や「気迫」は他のものに対して強く働きかける力を表す言葉であり、色々な場面で使われています。
「迫力」は作品の演出が派手なものや内容が心を動かさせるものに対して使います。