この記事では、「つけ麺」と「つけそば」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「つけ麺」とは?
麺とつけ汁が別の容器に入っているのが「つけ麺」【つけめん】といいます。
茹でた麺は丼や深皿に盛り付けて、汁は小さめの器に入れて片手で持つのです。
そこに自分が食べたい分だけ茹でた麺をつけて食べます。
この料理が誕生したのは横浜市の磯子区にある店で働いていた従業員が、茶碗にスープ入れて麺をつけて食べていました。
賄い飯として作られていた料理を見た客から頼みもあり、店頭に並ぶようになったのです。
「つけそば」とは?
冷たいかけ汁の中に茹でた蕎麦がすでに入っている料理が「つけそば」です。
動物系からとったダシは醤油が基本で、そこに炭火で香ばしく焼いた鶏肉を入れてるため濃厚な旨みも楽しめます。
また、三つ葉や葱で薬味効果をもたらし、メンマを盛り付けて自分好みの味に変えて楽しめるのです。
お好みでゆで卵を入れてまろやかさと深みを加えるのもまた「つけそば」の楽しみになります。
蕎麦を使っているだけにさっぱり食べやすく、消化もいいのが魅力的な麺料理です。
「つけ麺」と「つけそば」の違い
ここでは「つけ麺」と「つけそば」の違いを、分かりやすく解説します。
スープに茹でた麺を少量ずつ入れて食べるのが「つけ麺」です。
汁に入れて提供されないだけ麺が伸びてしまうこともなく、スープも程よい温度で食べやすい料理になります。
茹でた麺は冷たい水に入れて締めるのでコシが出ますし、引き締まってつるっと喉ごしの良さを楽しめるのが魅力です。
もう一方の「つけそば」は、茹でた蕎麦を醤油の汁に入れた麺料理を指します。
温泉卵や葱など好みで盛り付けて食べる料理になるのです。
「つけ麺」は豚骨が入っていますが、「つけそば」は炭火で焼いた鶏肉が入っているところが違います。
まとめ
麺を使った料理を指しますが、つけるか、つけてあるかが違います。
麺や味も異なりますので、実際に食べ比べしてみたり、店のサイトで比較してみるといいでしょう。
