この記事では、「ディッシュ」と「ソーサー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ディッシュ」とは?
「ディッシュ」とは料理を乗せるお皿です。
最初から一枚のお皿に一人分の料理を乗せて配膳されるタイプのお皿を指すこともありますが、特に数人分になる料理を乗せるための大皿を指します。
また料理を出す時にはそういったお皿ごと出すことから、お皿に乗せられた料理も指すようになった言葉です。
どれを指す意味で使われているにしても、料理と関連深い意味で使われる言葉と言えます。
「ソーサー」とは?
「ソーサー」とは飲み物を入れるための器を乗せるための受け皿です。
コップやカップの外側についた水滴や飲んだ時に滴った飲料がテーブルに付着しないよう受け止めるために使う小さなお皿を指します。
昔はカップのお茶をソーサーに移して飲んでいましたが、現在では食べ物や飲み物を直接乗せるのではなく、器を乗せるための器と言えるでしょう。
またカタカナ語としてはコップやカップを乗せるためのお皿しか指しませんが、元の英語では大皿から各々の分を取り分ける小皿も指す言葉です。
「ディッシュ」と「ソーサー」の違い
「ディッシュ」と「ソーサー」の違いを、分かりやすく解説します。
数人分の料理を乗せるような大皿が「ディッシュ」で、コップやカップのような飲み物を入れる器を乗せる受け皿が「ソーサー」です。
「ディッシュ」は大皿以外にはお皿に乗った料理を指す意味もありますが、「ソーサー」は元の英語としては受け皿以外に大皿から取り分けるための小皿という意味もあります。
まとめ
「ディッシュ」は料理を乗せる大皿やお皿に乗った料理のような料理と切っても切れない関係の言葉ですが、「ソーサー」はカップなどの下に敷く受け皿であり、何を上に乗せるのかからして違うものです。
「ソーサー」も元々の英語としては取り分けるための小皿を指すのにも使われるので料理に関わるお皿ですが、カタカナ語としてはその意味で使われないので、料理に関わるお皿と言えなくなっています。