この記事では、カレーを作る際の「カレーフレーク」と「ルー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カレーフレーク」とは?
「カレーフレーク」とはカレーに使う各種スパイスや調味料、小麦粉などを油脂によってフレーク状に固めたものです。
これをお湯に溶かすだけでカレーが作れますが、一つひとつが小さい破片になっているので簡単に溶けやすく、溶け残りができる心配もありません。
使う量を作るカレーの量に合わせられるので、少食や大食で一般的な一人前単位で作ると過不足がある場合でもちょうどよい量を作りやすいですが、分量や味付けを自分で調整する必要があります。
「ルー」とは?
「ルー」とはカレーに使うスパイスや調味料を小麦粉と一緒に油脂によってブロック状に固めたものです。
料理に加えることでとろみを出すための小麦粉をバターで炒めたものが本来のルーであり、それにスパイスと調味料を一緒に加えてブロック状に固め、溶かすだけでカレーを作れるようにしたものが市販されているカレーの「ルー」になります。
一人前ずつに割りやすい形で固められていて、一定量の水や具材に対してブロックを入れるだけでいいので味付けに調味料の調整は不要です。
ただし溶け残りができやすく量の微調整はしにくい難点があります。
「カレーフレーク」と「ルー」の違い
「カレーフレーク」と「ルー」の違いを、分かりやすく解説します。
スパイスや調味料小麦粉と油脂を小さなフレーク状に固めたものが「カレーフレーク」で、ブロック状に固めたものが「ルー」です。
「カレーフレーク」は溶けやすく好みや必要に合わせて味やカレーの量を調整できますが、「ルー」は分量を守れば決まった味になるメリットがあります。
逆に難点は「カレーフレーク」は自分で味を調節する必要がある点で、「ルー」は溶け残りやすい点と量の微調整がしにくい点です。
まとめ
昔は家庭でカレーを作るためのものと言えば「ルー」が一般的でしたが、作るにあたって色々と融通の利く「カレーフレーク」も現在では人気です。
とは言えどちらも一長一短なので「カレーフレーク」の方がいいという人もいれば、やっぱり「ルー」に限るという人も多いでしょう。