この記事では、「グレードアップ」と「アップグレード」の違いを分かりやすく説明していきます。
「グレードアップ」とは?
今よりも質を高めることを“grade up”「グレードアップ」といいます。
質素な作りであるものを向上させて格を上げるのです。
機能を上げたり、性能を高めてより高級品として選ばれる電化製品にするためあえてグレードを上げます。
使い方としては「暖房機能をグレードアップした」と部屋をより早く、しっかり暖められるようにするのです。
「アップグレード」とは?
もっと上を目指すため段階を上げることを“upgrade”「アップグレード」といいます。
使いにくい部分を改善して、より使い勝手が良いものにするのです。
とくに、IT業界では古くて使いにくいソフトウェアを改良して使いやすくし、新バージョンにします。
使い方としては「登場人物の力をアップグレードする」とゲームの世界ではキャラクターの力を高めて、対戦に挑むのです。
「グレードアップ」と「アップグレード」の違い
ここでは「グレードアップ」と「アップグレード」の違いを、分かりやすく解説します。
質を高めて上を目指すことを「グレードアップ」といい、機能や性能を向上させるのです。
電化製品ではより良い物を製造するためアップさせる工夫を取り入れます。
もう一方の「アップグレード」は段階を上げて豪華なものにするため取り入れるのです。
英語圏でよく使う言葉ですが、和製英語の「グレードアップ」は日本国内で使われている点が違います。
「グレードアップ」の例文
・『肉の品質をグレードアップした鶏肉団子を売り出す』
・『パソコンのOSをグレードアップして購入者に送った』
「アップグレード」の例文
・『冷蔵庫の性能をアップグレードすると販売数が伸びた』
・『ワインの等級をアップグレードして、富裕層に売り出した』
まとめ
「グレード」を使っていますが、「アップ」と「グレード」の違いにより使い方が多少違ってきます。
どう使うかに目を向けて、使いこなしてみましょう。
