この記事では、「希望」と「志望」の違いを分かりやすく説明していきます。
「希望」とは?
「希望」の意味と概要について紹介します。
意味
「希望」は「きぼう」と読み、意味は以下の2つです。
1つ目は「あるものごとの実現を願うこと」「その願いの内容」という意味で、「こうしたい」という気持ちです。
2つ目は「将来に対する期待」「明るい見通し」という意味で、ポジティブな気持ちになっている状態です。
概要
「希望」は名詞であり、「希望する・した」と動詞を伴って使ったり、メールやラインなどでは「画像希望」など熟語として使われます。
対象は自分でも相手でも良く、自分が「こうなりたい」、人に対して「こうなって欲しい」と願う気持ちを表します。
自分の願望を表す言葉ですので、入社面接の際には「営業志望」ではなく「営業希望」と言います。
「志望」とは?
「志望」の意味と概要について紹介します。
意味
「志望」は「しぼう」と読み、「自分はこうしたい、自分はこうなりたいと望むこと」という意味です。
人は関係無く、自分の意思で願うことを表します。
概要
「志望」は名詞であり、「志望する・した」と動詞を伴って使ったり、「俳優志望」と履歴書などに熟語として使われます。
人に対する要望ではなく、「自分がどうしたい」と思うことを言います。
入社面接の際に「志望動機」を訊かれることがありますが、「自分はなぜその会社に入りたいと願っているのか」を求められているのです。
また、「営業志望」と言うとそれ以外は嫌だという意味に取られてしまうので、「営業希望」と言いましょう。
「希望」と「志望」の違い!
「希望」は、自分と相手のどちらに対しても、何かを願う時に使えます。
「志望」は、自分に対してのみ、何かを願う時に使います。
まとめ
「希望」と「志望」は、対象が「自他共」「自分のみ」という違いがあります。
ビジネスでも使う言葉ですので、使い分けできる様にしておきましょう。