「薄口醤油」と「濃口醤油」の違いについて紹介します。
「薄口醤油」と「濃口醤油」各々の解釈
「薄口醤油」とは色が薄く、塩分が強い醤油のことを言います。
一方で「濃口醤油」とは色が濃く、塩分は「薄口醤油」より少なめなのです。
つまり味が薄い、濃いという意味ではないことを覚えておきましょう。
「薄口醤油」の意味や使い方
「薄口醤油」とは色が薄く、塩分は高めというのが大きな特徴の醤油です。
塩分は高いのですが、色が薄い、香り、コクも軽やかということで、例えば素材の色を活かしたい、あまり茶色に色づけしたくないという場合に適した醤油となります。
つまり醤油味は欲しいけれど茶色には仕上げたくないという時は「薄口醤油」を使うようにします。
「濃口醤油」の意味や使い方
「濃口醤油」とは一般的に普段「醤油」と言われているものです。
レシピなどで「醤油」と書かれてありますが、これは基本的には「濃口醤油」と解釈してもいいでしょう。
色が濃く、香り、コクもしっかりとありますので、濃いめの味付け、色となります。
料理の色合いは茶色になりますので、出来上がりの色にこだわる必要がない料理に使います。
「薄口醤油」と「濃口醤油」の違い
「薄口醤油」と「濃口醤油」の違いは、色と塩分濃度ということになります。
よく勘違いしやすいことが「薄口醤油」だから味が薄い、減塩であるということですが、これは間違いですので気をつけておきましょう。
「薄口醤油」は色が薄いという意味になります。
また塩分も「濃口醤油」より高めとなっています。
塩分を控えめにしている醤油のことは「減塩醤油」という種類で販売されています。
「薄口醤油」と「濃口醤油」の使い分けとしては、作りたい料理で、出来上がりの色を薄めに仕上げたい、素材の色を活かしたいといったことで判断するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「薄口醤油」と「濃口醤油」の意味、違いなどを理解できたでしょうか。
料理上手の人であれば両方揃えて使い分けていることでしょう。
また、どちらか選ぶならば、一般的な料理本、レシピなどは醤油と書いてあれば「濃口醤油」ですので、「濃口醤油」にしておきますと無難です。