この記事では、「依存」と「メンヘラ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「依存」とは?
「依存」は「いぞん」、「いそん」と読みます。
「依存」は、「他に頼って存在する、または生活すること」という意味があります。
自分1人で自立して生きるのではなく、誰かを頼りにしながら生きている人のことを、「依存する人」と呼びます。
またある人と、物や他の人などが、たがいに頼り合うような関係である場合は「依存関係」と呼びます。
さらに、それがないと身体的精神的に平常を保てなくなるような状態のことを、「依存症」と呼びます。
「アルコール依存症」などがあります。
「メンヘラ」とは?
「メンヘラ」は、「メンタルヘルスに問題がある人のこと」という意味があります。
「メンタルヘルス」とは「心の健康」や「精神衛生」を意味する言葉です。
精神的に不健康な状態で、精神的な病気を抱えている人などを、「メンヘラ」と呼びます。
ネット上のスラングで、「メンタルヘルス」に「人」を意味する「er」を加えた「メンヘラー」から来ています。
精神的な病気を抱えていなくても、かまってほしがる人、ネガティブすぎる人、情緒不安定な人などを「メンヘラ」と呼ぶことがあります。
「依存」と「メンヘラ」の違い
「依存」と「メンヘラ」の違いを、分かりやすく解説します。
「依存」は、「他に頼って存在する、または生活すること」という意味があります一方で「メンヘラ」は、「メンタルヘルスに問題がある人のこと」という意味があります。
「メンヘラ」はもちろん、「ギャンブル依存症」、「アルコール依存症」の人も、心に問題を抱えているという共通点があります。
しかし、「依存」には「経済的依存」もあり、必ずしも精神的な病気を抱えていたり、おかしな言動をするわけではないという違いがあります。
まとめ
「依存」と「メンヘラ」の違いについて見てきました。
2つの言葉には、重なる部分もありますが、明確な意味の違いもありました。
2つの言葉の違いを知り、使い分けてみてはいかがでしょうか。