この記事では、「呼吸」と「息」の違いを分かりやすく説明していきます。
「呼吸」とは?
「呼吸」は「こきゅう」と読みます。
「呼吸」は「息を吸ったり吐いたりすること」という意味があります。
例えば、ハーハーと激しく息を吸ったり吐いたりしている様子は、「激しく呼吸をする」などと表現できます。
また「呼吸」には「ともに動作をする時に、互いの調子」という意味があります。
例えば、誰かと一緒に作業をしていて、調子が合うと感じるとき、「呼吸が合う」と表現します。
さらに「呼吸」には「短い時間」という意味があります。
例えば、ちょっとした時間を置くとき、「一呼吸置く」などと言います。
「息」とは?
「息」は「いき」と読みます。
「息」は、「口や鼻から、空気を吸ったり吐いたりすること。
または吸う空気や吐く空気のこと」という意味があります。
大きく口から空気を吸うとき、「大きく息をする」などという表現ができます。
また「息」には「2人以上で何かをすると木の、相互の気持ちの兼ね合いのこと」という意味があります。
2人の調子が合うとき、「呼吸が合う」などと表現できます。
「呼吸」と「息」の違い
「呼吸」と「息」の違いを、分かりやすく解説します。
「呼吸」は「息を吸ったり吐いたりすること」という意味があります。
「息」は、「口や鼻から、空気を吸ったり吐いたりすること。
またその空気のこと」という意味があります。
このように、どちらもほとんど同じ意味を持つ言葉になります。
しかし「呼吸」は「生命活動として、空気を吸って吐くこと」を意味するのに対して、「息」は「空気の出し入れそのもの」を意味するという違いがあります。
「呼吸」の例文
・ 『緊張しているので、呼吸が浅くなる』
・ 『長い距離を走るために、呼吸は重要だ』
「息」の例文
・ 『海深く潜っても、息が続く』
・ 『都会にいると、息ぐるしいと感じる』
まとめ
「呼吸」と「息」の違いについて見てきました。
2つの言葉はとても似ていますが、微妙な違いがありました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けられるのではないでしょうか。
