「志望」と「希望」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「志望」と「希望」の違いとは?言い換え

人が何かになりたいことや願っていることを表す言葉には「志望」「希望」があります。

この記事では、「志望」「希望」の相違点を分かりやすく説明していきます。

「志望」とは?

「志望」とは自分がこうなりたいと思うことやしたいと望んでいることを表します。

「志望」は基本的に自分の願いや願望を表す言葉であり、他人のもの普遍的な願いという意味では使えません。

「志望動機」は主に面接や就職で問われる項目であり、この仕事に就きたいと思った理由や動機を書きます。

「志望」の類義語には「志願」があり、こちらは自分から進んで願い出ることを表します。

「希望」とは?

「希望」とは物事の実現を願うことや将来に対する見通しや明るい期待を表します。

「希望」は英語で“hope”“wish”であり、後者は願い事という意味でも使うことが可能です。

「希望」はポジティブな意味合いで使われる言葉であり、反対語である「絶望」はネガティブな意味で使われます。

「希望小売価格」とは製造業者が希望する小売価格を表す言葉です。

「志望」と「希望」の違い

「志望」は自分がこうなりたいと思うことや望むことを表す言葉であり、「希望」は普遍的な願いや期待を表す時に使います。

「志望」は自分の意志で願うことであり、「志望動機」は面接や就活の履歴書やエントリーシートに書いて自己アピールします。

「志望」の例文

・『進学校を志望していますが今の学力だと難しいので今年から塾に通います』
・『志望動機はかなりはっきりとしているのでスラスラと書けました』

「希望」の例文

・『希望と絶望を織り交ぜて描いたこの小説は不滅の名作として多くの人に読まれています』
・『春は希望に溢れた新入生が多くこちらも元気になってきます』

まとめ

「志望」は自分の望みや願いを表す言葉であり、「希望」は一般的な望みや期待を表す言葉です。

「希望」の反対語は「絶望」であり望みを完全に失った状態を表します。