この記事では、「拡大鏡」と「顕微鏡」の違いを分かりやすく説明していきます。
「拡大鏡」とは?
「拡大鏡」は「かくだいきょう」と読みます。
「拡大鏡」は、「凸レンズを用いて、物体を拡大してみる道具のこと」という意味があります。
具体的には、小さな虫を見るための「虫眼鏡」や、ルーペなどがあります。
プラモデルや精密時計などを組み立てる時も、小さな部品を見るために、「拡大鏡」を使うことがあります。
「顕微鏡」とは?
「顕微鏡」は「けんびきょう」と読みます。
「顕微鏡」は、「微小な対象を拡大して、観察する装置のこと」という意味があります。
可視光線及び、近傍の波長域の光を利用して微細な対象を見る「光学顕微鏡」や、光の代わりに電子を用いる「電子顕微鏡」などがあります。
「電子顕微鏡」は「光学顕微鏡」の数万倍の倍率を持ち、ウイルスや細胞小器官など、極端に小さなものを見ることが可能です。
「拡大鏡」と「顕微鏡」の違い
「拡大鏡」と「顕微鏡」の違いを、分かりやすく解説します。
「拡大鏡」は、「凸レンズを用いて、物体を拡大してみる道具のこと」という意味があります。
一方で「顕微鏡」は、「微小な対象を拡大して、観察する装置のこと」という意味があります。
どちらも、小さなものを見るための道具という共通点があります。
ただし、「拡大鏡」で見るものよりも、「顕微鏡」でみるものの方がより小さいという違いがあります。
「拡大鏡」の例文
・ 『老眼になってきたため、拡大鏡が欠かせない』
・ 『拡大鏡を使って、機械式時計を組み立てる』
「顕微鏡」の例文
・ 『顕微鏡を使い、ミジンコを観察する』
・ 『電子顕微鏡があれば、どんなに小さなものでも見られる』
まとめ
「拡大鏡」と「顕微鏡」の違いについて見てきました。
2つの言葉には、明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の意味を知り、混同せずに使い分けるようにしましょう。