この記事では、「料理酒」と「みりん」の違いを分かりやすく説明していきます。
「料理酒」とは?
「料理酒」は「りょうりしゅ」と読みます。
「料理酒」は「米や米麹、食塩などを原料としている、料理に特化した醸造調味料のこと」という意味があります。
原材料は米で、米由来の有機酸やアミノ酸が、料理にうまみやコクを足しています。
さらに、肉や魚の臭みを、アルコールと一緒に蒸発させるため、消臭効果があると言われています。
また「料理酒」は、お酒の一種でありながら、製造段階で塩を足すことで、酒税対象から外れ、安価で購入できるメリットがあります。
「みりん」とは?
「みりん」は「味醂」と漢字表記します。
「みりん」は、「蒸したもち米と、米麹を焼酎で糖化して作る、甘みのあるお酒」を意味します。
調味料として用いることが多いお酒です。
ただし、飲むためのお酒として流通しているものもあります。
独特の甘みにより、料理にコクが出て、さらに照りや艶を与える効果も期待できます。
「料理酒」と「みりん」の違い
「料理酒」と「みりん」の違いを、分かりやすく解説します。
「料理酒」は「米や米麹、食塩などを原料としている、料理に特化した醸造調味料のこと」という意味があり、「みりん」は、「蒸したもち米と、米麹を焼酎で糖化して作る、甘みのあるお酒」を意味します。
どちらも、料理にコクやうまみを加える、調味料に使用されるという共通点があります。
しかし、「料理酒」は、酒税がかからないのに対して、「みりん」は酒税がかかるという違いがあります。
「料理酒」の例文
・ 『料理酒を使って、うまみを料理に足す』
・ 『安価な料理酒を、日本酒の代わりに使う』
「みりん」の例文
・ 『みりんを入れて炒めると、料理に照りが出る』
・ 『みりんは甘くて、飲んでも美味しい』
まとめ
「料理酒」と「みりん」の違いについて見てきました。
2つの言葉には大きな違いがありました。
2つの言葉の違いを知ることで、きちんと使い分けてみてはいかがでしょうか。
