この記事では、「源」と「原」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「源」とは?
問題が起きたとき、その1番元となる部分を「源」【みなもと・げん】といいます。
例えば家の電源がすべて切れたとき、大型の冷蔵庫が停電になる「源」になったとも伝えられるのです。
また、水が沸く場所を「水源」といったり、「情報源」は何か目を向けて深堀していきます。
ここから、問題が起きたときの始まりは何か調べて、その始まった起源を調べて取り上げていくわけです。
「原」とは?
おうとつもなく、広くて平らな土地を「原」【はら】といいます。
例えば、「戦場ヶ原」はその昔、神が争った場所という話から名づけられた所と分かるのです。
また、物事の1番元となる場所を「原」と書いて【げん】と読みます。
他にも温暖化の原因となる国はどこか特定して改善策を見出すのです。
また、日本人が誕生した「原点」となる場所を調べたり、温泉が出る1番初めはどこかその「源泉」を見つけ出します。
他にも「原文」と書き、外国語で書いた文章を読んで添削したり、日本語にするのです。
「源」と「原」の違い
ここでは「源」と「原」の違いを、分かりやすく解説します。
源泉ともいう「源」は水が湧き上がるその1番初めを指す漢字です。
また、言葉の由来とも言える「語源」はどこでいつ誰が使い始めたのか伝えられます。
他にも「財源」となるものはどこかに目を向けて、これから先何をどう変えてお金を増やせばいいか探るのです。
もう一方の「原」は物事が起こった元になるところを指します。
形が変わる前の状態を「原形」と書き、「原理」は事柄が起きた理由を詳しく追求するため調べて結論を出すのです。
「源」の例文
・『魚介類が獲れる資源が豊富な島は海外から注目される』
・『他国に情報を垂れ流している源となる国を調べた』
「原」の例文
・『原っぱで仰向けに寝て、雲の流れを楽しんだ』
・『飛行機の車輪が抜け落ちた原因を早急に調べた』
まとめ
「原」を使っていますが、左側にさんずいがあるかでまた違った使い方ができます。
どう使うか勉強してみれば、うまく使いこなせるでしょう。