人が会うことことを表す言葉として「顔合わせ」と「面談」があります。
2つの言葉にはどのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「顔合わせ」と「面談」の違いを分かりやすく説明していきます。
「顔合わせ」とは?
「顔合わせ」とは、「まだ会ったことのない人と初めて会うこと、もしくは初めて会う場」を意味する言葉です。
人同士が直接会うことを「顔を合わせる」といいます。
「顔合わせ」はまだ会ったことがない人同士が初めて顔を合わせること、もしくはそのような目的で設けられる会うための機会を指します。
会ったことのない人とはまだ気心が知れず緊張するものです。
お互いに直接会ってコミュニケーションし親睦を深めために設けられるのが「顔合わせ」であり、これから長く続く付き合いの前準備として行われます。
「面談」とは?
「面談」とは、「会って直接話すこと」を意味する言葉です。
電話で話を聞いたりアンケートで意見を調査したりするのではなく、本人と直接会って話す行為を指します。
一般的には面接官と採用希望者など対等な立場ではない関係性で用いられることが多く、一方が対象者に質問したり確かめたりなどあれこれ聞いて情報を集める機会を指す意味で使われます。
上司と一対一で話すのは「面談」に当たりますが同じ直接会って話す場面でも友達同士の場合は当てはまりません。
「顔合わせ」と「面談」の違い
「顔合わせ」と「面談」の違いを、分かりやすく解説します。
「顔合わせ」と「面談」の違いは「目的」です。
「顔合わせ」は顔を見知って親睦を深めるのが目的なのに対し「面談」はいろいろ話して情報を仕入れるのが目的、という違いで区別されます。
「顔合わせ」の例文
・『プロジェクトがスムーズに進むようスタッフの顔合わせの場を設けた』
・『顔合わせからすでに緊張感が漂っておりその後の苦労を予感させた』
「面談」の例文
・『全ての社員と面談する』
・『面談を通じて現場の声を拾い上げる』
まとめ
「顔合わせ」と「面談」は直接会う行為は同じでも中身が大きく異なります。
何のために会うのか、目的に注目して区別してください。