「漂白」と「脱色」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「漂白」と「脱色」の違いとは?言い換え

この記事では、「漂白」「脱色」の違いを分かりやすく説明していきます。

「漂白」とは?

「漂白」「ひょうはく」と読みます。

「漂白」は、「色のついた繊維や食品などを、天日に晒したり、溶剤を用いたりすることで、白くすること」という意味があります。

汚れがこびりついて、落ちなくなった服を白くするとき、「服を漂白する」と表現します。

このように、白くすることを目的として、天日や溶剤などを用いて作業することを「漂白」と呼びます。

「脱色」とは?

「脱色」「だっしょく」と読みます。

「脱色」は、「本来含んでいる色や染め色を抜き取ること」という意味があります。

例えば、髪の毛には黒色などの色が含まれていますが、溶剤などを使って抜き取る時、「髪の毛を脱色する」という文章にできます。

「漂白」と「脱色」の違い

「漂白」「脱色」の違いを、分かりやすく解説します。

「漂白」は、「色のついた繊維や食品などを、天日に晒したり、溶剤を用いたりすることで、白くすること」という意味があります。

一方で「脱色」は、「本来含んでいる色や染め色を抜き取ること」という意味があります。

このように「漂白」「脱色」は煮た意味を持つ言葉ですが、「脱色」「色を抜く」のに対して、「漂白」「白くする」という違いがあります。

「脱色」した結果白くなる場合もありますが、他の色になる場合もあるのに対して、「漂白」「白くすること」を目的としているという違いがあります。

「漂白」の例文

・ 『漂白剤を使って、風呂のカビを落とす』
・ 『シーツを漂白したら、真っ白になった』

「脱色」の例文

・ 『髪の毛を脱色して、金髪にする』
・ 『古い服を脱色し、違う色の服にする』

まとめ

「漂白」「脱色」の違いについて見てきました。

2つの言葉には明確な意味の違いがありました。

2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けてみてはいかがでしょうか。