この記事では、「二日酔い」と「悪酔い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「二日酔い」とは?
「二日酔い」とは、お酒を飲んだ後に寝て、それが醒めた後でもまだ酔いが残っている状態だという意味で使われる言葉です。
実際の日付とは関係なく、眠ったことで二日目になったものの、まだ酔っている(と感じる、そのような状態だ)という解釈からの表現になります。
具体的には、起きた後に頭が重い、気分が悪いといったような現象がこれに当たりますが、そのような状態のまま寝てしまい、起きた後もそれが続いているという場合と、飲んで寝る前には何とも無かったものの、起きた後にこうなってしまう場合があります。
言葉としては、上の後者になることが多いという人が、「きっと今回も二日酔いになるんだろうなぁ」などと使うという具合です。
「悪酔い」とは?
「悪酔い」は、お酒を飲んでことで普段とは性格変わり、他人に絡んだり、普段は決してしないような行動(暴挙)に出るなどの酔い方として使われます。
他にも、大声を出したり、とてもその人だとは思えないような、主に人に迷惑が掛かる言動が、この「悪酔い」と呼ばれると考えてください。
そのようになった人に対して、「おいおい、ちょっと悪酔いしてるぞ」のような使い方になる言葉ですが、先の「二日酔い」のこととしても使える言葉の為、どちらとして使っているかは文脈から判断してください。
例として、「悪酔いしてしまい、今日は朝から頭が痛い」といったような使い方では、「二日酔い」のことだと分かります。
「二日酔い」と「悪酔い」の違い
「二日酔い」と「悪酔い」の違いを、分かりやすく解説します。
このように、「二日酔い」のことを「悪酔い」と使うこともありますが、基本的に「悪酔い」は、酔った影響で普段とは人が変わったように悪い言動が出てしまうことと使うと考えていいでしょう。
「悪い酔い方」だと言い換えることができ、飲み過ぎた為にそのようになってしまう場合や、飲むとほとんどの場合でそうなってしまう人など、どのような時になるのかは人によって様々です。
まとめ
「二日酔い」と「悪酔い」は、このような言葉です。
「悪酔い」で「二日酔い」の意味もカバーできますが、そちらとして使われることはそう多くもありません。