この記事では、「海産物」と「海鮮」の違いを分かりやすく説明していきます。
「海産物」とは?
「海産物」は「かいさんぶつ」と読みます。
「海産物」は、「海でとれる魚介、海藻などの産物や、その加工品」という意味があります。
魚や貝類、イカやタコなどに加えて、わかめなどの海藻も含む言葉となります。
海に生息しているものを収穫したり、加工したものを、「海産物」と呼びます。
「海鮮」とは?
「海鮮」は「かいせん」と読みます。
「海鮮」は、「海でとれた、新鮮な魚介類のこと」です。
海でとれた魚類や、貝類、イカやタコなどの中で、新鮮なものだけを、「海鮮」と呼びます。
例えば、新鮮な魚介類の料理のことを、「海鮮料理」と呼びます。
この場合、わかめなどの海藻類は含まないと考えることができます。
「海産物」と「海鮮」の違い
「海産物」と「海鮮」の違いを、分かりやすく解説します。
「海産物」は、「海でとれる魚介、海藻などの産物や、その加工品」という意味があり、「海鮮」は、「海でとれた、新鮮な魚介類のこと」です。
「海産物」は、海でとれた様々なものを意味するのに対して、「海鮮」は、海でとれた魚介の中で、新鮮なものに限定した言葉という違いがあります。
「海産物」の中で、新鮮な魚介を「海鮮」と呼ぶと、定義することもできます。
「海産物」の例文
・ 『この街では、海産物が名物となっている』
・ 『海産物を収穫して、港で商品にする』
「海鮮」の例文
・ 『海鮮料理を出す、港近くの食堂』
・ 『海鮮を食べたいので、寿司屋に行く』
まとめ
「海産物」と「海鮮」の違いについて見てきました。
2つの言葉には似た意味があり、混同しやすいかもしれません。
しかし、2つの言葉には、明確な意味の違いがあるため、正確な意味を知ることによって、きちんと使い分けることができるのではないでしょうか。