「野菜」と「植物」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「野菜」と「植物」の違いとは?言い換え

この記事では、「野菜」「植物」の違いを分かりやすく説明していきます。

「野菜」とは?

「野菜」「やさい」と読みます。

「野菜」は、「食用とする植物の総称のこと」です。

特に青色のものは「青物(あおもの)」と呼ばれることもあります。

また、「蔬菜(そさい)」という言い方もできます。

水分が多い草本性で、食用となる植物を「野菜」と呼びます。

根を食用部分とする根菜類や、地上の茎を食用とする茎菜類、葉を食用部分とする葉菜類、花を食用部位とする花菜類などがあります。

「植物」とは?

「植物」「しょくぶつ」と読みます。

「植物」は、「生物を大きく二大別した場合の、動物に対する一群のことで、木や草、藻類などのこと」です。

一般的に、一か所に固定して暮らしていて、細胞壁を持ち、光合成によって空気や自ら養分を得て生きる生物のことを指します。

「野菜」と「植物」の違い

「野菜」「植物」の違いを、分かりやすく解説します。

「野菜」は、「食用とする植物の総称のこと」です。

「植物」は、「生物を大きく二大別した場合の、動物に対する一群のことで、木や草、藻類などのこと」です。

このように、「野菜」「食用の植物限定」で、木や草、藻類などのすべてを指す「植物」とは違います。

そのため、「植物」のなかで食用のものだけを「野菜」と呼ぶことができます。

「野菜」の例文

・ 『品種改良を繰り返し、野菜は美味しくなった』
・ 『野菜を買って、サラダを作る』

「植物」の例文

・ 『様々な植物を見るため、植物縁に行く』
・ 『植物の種を、ベランダに置いたプランターに植える』

まとめ

「野菜」「植物」の違いについて見てきました。

2つの言葉には重なる部分もありますが、一方で明確な意味の違いがありました。

2つの言葉の違いを知り、使い分けてみてはいかがでしょうか。