この記事では、「ゆず」と「すだち」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ゆず」とは?
「ゆず」は「柚子」と漢字表記します。
「ゆず」は、「ミカン科の常緑低木のこと、またその果実のこと」という意味があります。
「ゆず」の木の枝には、とげがあり、葉は長卵形をしており、柄に翼があります。
初夏になると、白い5弁花が咲き、黄色い扁球形の実を結ぶという特徴があります。
「ゆず」の果皮は香気があり、調味料として用いられています。
また、冬至には、血行促進のため、あるいは身を清めるためなどの理由で、「ゆず」を風呂に入れる「ゆず湯」の風習があります。
高知県をはじめ、全国的に生産されています。
「すだち」とは?
「すだち」は「酢橘」と漢字表記します。
「すだち」は、「ミカン科の常緑低木のこと」という意味があります。
「すだち」は、ゆずに似ていて、果実は小さく、扁球形をしています。
「すだち」の果肉は酸味が強く、特有の香気があります。
食酢用に徳島県で栽培され、まだ緑色のときに収穫します。
「ゆず」と「すだち」の違い
「ゆず」と「すだち」の違いを、分かりやすく解説します。
「ゆず」は、「ミカン科の常緑低木のこと、またその果実のこと」という意味があります。
一方「すだち」は、「ミカン科の常緑低木のこと」という意味があります。
このように、どちらもミカン科の柑橘類という共通点があります。
しかし、「ゆず」はお風呂に入れることがあるのに対して、「すだち」は入れないという違いがあります。
また、「ゆず」は「すだち」よりも大きいという違いがあります。
さらに「ゆず」は、全国的に生産されているのに対して、「すだち」は徳島県の特産品という違いがあります。
まとめ
「ゆず」と「すだち」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の意味の違いを知ることで、八百屋さんなどで、どちらを買うべきかのヒントになるのではないでしょうか。