この記事では、「羽毛布団」と「羽根布団」の違いを分かりやすく説明していきます。
「羽毛布団」とは?
「羽毛布団」(うもうぶとん)とは、水鳥の体毛の「ダウン」を50%以上使っている布団のことです。
同じく水鳥の羽毛や羽根に当たる「フェザー」との混入割合で、「ダウン」が半分以上使われるとこの呼び方になります。
「ダウン」の方が軽く、保湿性が高い為、そちらが多く含まれるほど暖かく、高級品という扱いになると考えて構いませんが、「フェザー」も多少含めないと「かさ」が出ず、薄く柔らかくなってしまうので、布団においてはそちらもある程度は含む必要があります。
「羽根布団」とは?
「羽根布団」(はねぶとん)は、上の「羽毛布団」の「ダウン」の割合が50%未満のものに使われます。
「羽毛布団」と比較して、柔らかい「ダウン」の混入量が少なく、その分を少し堅い「フェザー」でカバーしている為、「羽毛布団」より重く、がさがさとした触感になります。
暖かさの上でも「羽毛布団」より劣ることがほとんどですが、「フェザー」の方が「ダウン」より安価な為、その分安くで購入できるというメリットがあります。
「羽毛布団」と「羽根布団」の違い
「羽毛布団」と「羽根布団」の違いを、分かりやすく解説します。
これらは、同じ水鳥の体毛や羽毛、羽根を中綿とした使った布団同士で、「ダウン」の混入割合によって使い分けます。
近年では「ダウン」の価格が下がってきた為、あまり「羽根布団」は見掛けなくなりました。
「ダウンジャケット」と呼ばれる防寒具がありますが、そちらにも同じく、中綿には「ダウン」と「フェザー」が使われています。
こちらの場合、重くなると着心地に問題が出てしまう為、ダウンが50%を下回ることはありませんが、布団では50%未満の場合もあり、その場合に「羽根布団」と呼ばれると覚えておいてください。
まとめ
「羽毛布団」と「羽根布団」は、このような違いになります。
「羽毛布団」の方が高級品で、暖かさも上だと考えていいでしょう。