この記事では、「ビリヤニ」と「カレー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ビリヤニ」とは?
「ビリヤニ」は“biryani”と英語表記します。
「ビリヤニ」は、「インド料理のことで、米と香辛料で味付けした具材を、炊き込んだもの」という意味があります。
スパイスと米、肉や魚、卵や野菜などから作る米料理で、インドをはじめ、バングラディッシュやパイキスタンなどで食べられています。
スペインのパエリアや、日本のマツタケご飯と並び、「3大炊き込みご飯」に数えられる場合もあります。
そもそも宮廷料理の一つで、インドの結婚披露宴で提供されるなど、高級な料理に数えられますが、屋台で提供されるような庶民向けのものもあります。
「カレー」とは?
「カレー」は“curry”と英語表記します。
「カレー」は「たくさんのスパイスを使用して食材に味付けする料理のこと」という意味があります。
そもそもインド料理全体が、スパイスを使った料理であり、インド料理全般に対してつけられた、英語名が「カレー」となります。
そのためインド人は、「カレー」という料理を作っているつもりではなく、肉料理や魚料理など、様々な料理を作っているということになります。
このスパイスを使用して作る料理が世界中に伝播して、欧風のもの、日本における家庭的な「カレー」などが生まれています。
「ビリヤニ」と「カレー」の違い
「ビリヤニ」と「カレー」の違いを、分かりやすく解説します。
「ビリヤニ」は、「インド料理のことで、米と香辛料で味付けした具材を、炊き込んだもの」という意味があります。
一方で「カレー」は「たくさんのスパイスを使用して食材に味付けする料理のこと」という意味があります。
「ビリヤニ」もたくさんのスパイスを使用していることから、「カレーの一つ」ということができます。
しかし、「ビリヤニ」は料理名であるのに対して、「カレー」は、インド料理全般を指した言葉という違いがあります。
まとめ
「ビリヤニ」と「カレー」の違いについて見てきました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。