「事実」と「真理」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「事実」と「真理」の違いとは?二語の違い

この記事では、「事象」「事実」の違いを分かりやすく説明していきます。

「事象」とは?

「事象」「じしょう」と読みます。

「事象」は、「ある事情のもとで、表面に現れた事柄のこと」という意味があります。

現実の出来事のことで、現象のことを指します。

次に「事象」は、「数学で、試行の結果起こる事柄のこと」という意味があります。

例えば、さいころを投げるという試行の結果からは、一から六の目のどれかが出るという「事象」が起こります。

「事実」とは?

「事実」「じじつ」と読みます。

「事実」は、「実際に起こった事柄や、現実に存在する事柄のこと」という意味があります。

例えば、思っても見ないような事柄が起こったことを知る時、「意外な事実が判明する」と表現することができます。

また、「事実」には、「本当に。

実際に」
という意味があります。

例えば、本当にある人と会っていないということを、強く主張するとき、「事実、一度もその人には会っていない」などという文章にします。

「事象」と「事実」の違い

「事象」「事実」の違いを、分かりやすく解説します。

「事象」は、「ある事情のもとで、表面に現れた事柄のこと」という意味があります。

一方で「事実」は、「実際に起こった事柄や、現実に存在する事柄のこと」という意味があります。

このように、「事象」「事実」も、起こった出来事について意味する言葉という共通点があります。

しかし、「事象」は、「表面上、認識できる出来事」を意味する言葉なのに対して、「事実」は、「客観的に誰もが起こったと思う出来事」を意味するという違いがあります。

「事象」の例文

・ 『満月の夜、殺人事件が起こりやすいという事象があるらしい』
・ 『不思議な事象が、あの街では起こりやすい』

「事実」の例文

・ 『意外な事実が判明した』
・ 『事実に反する、話を聞かされる』

まとめ

「事象」「事実」の違いについて見てきました。

2つの言葉には明確な意味の違いがありました。

2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。