「大判」と「小判」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「大判」と「小判」の違いとは?二語の違い

この記事では、「大判」「小判」の違いを分かりやすく説明していきます。

「大判」とは?

「大判」「おおばん」と読みます。

「大判」は、「紙・帳面・書籍などで、普通のものより紙の寸法の大きいもの」という意味があります。

例えば、普段使っている手帳よりも、一回り大きなサイズの手帳を買うとき、「大判の手帳を買う」などと表現できます。

また「大判」は、「安土桃山と江戸時代の大形の楕円形の金貨のこと」という意味があります。

「大判」の表裏に「拾両」などと墨書し、通貨としてよりも賜与用や、贈答用などに用いられることが多かったとされています。

「小判」とは?

「小判」「こばん」と読みます。

「小判」は、「江戸時代の金貨のこと」という意味があります。

楕円形をしていて、1枚を1両としています。

幕府発行の標準貨幣で、慶長小判や、元禄小判、正徳小判や、天保小判、さらに万延小判などがあります。

「大判」と「小判」の違い

「大判」「小判」の違いを、分かりやすく解説します。

「大判」は、「安土桃山と江戸時代の大形の楕円形の金貨のこと」という意味があります。

一方で、「小判」は、「江戸時代の金貨のこと」という意味があります。

このように、どちらもかつてのお金を意味するという共通点があります。

しかし、「小判」は1両の価値だったのに対して、「大判」は10両を意味するなど、「小判」よりも「大判」の方が価値が高いという違いがあります。

「大判」の例文

・ 『庭を掘ったら、大判が出てきた』
・ 『江戸時代に大判があれば、1年遊んで暮らせた』

「小判」の例文

・ 『祖父が小判を、コレクションしている』
・ 『小判の価値を、現在の価値に換算する』

まとめ

「大判」「小判」の違いについて見てきました。

2つの言葉には明確な意味の違いがありました。

2つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。