この記事では、「果肉」と「果汁」の違いを分かりやすく説明していきます。
「果肉」とは?
「果肉」は「かにく」と読みます。
「果肉」は、「果実の皮と種子との間にある、肉質の部分のこと」という意味があります。
果物を食べるときに、目的とするような部位のことを、「果肉」と呼びます。
例えば、スイカの場合なら、皮と種以外の赤色の肉質の部分を、「果肉」と呼びます。
果物の肉質部分入りのゼリーは、「果肉入りゼリー」などと呼ばれます。
「果汁」とは?
「果汁」は「かじゅう」と読みます。
「果汁」は、「果物をしぼって、得られる汁のこと」という意味があります。
果物を強い力で絞った時、汁が出て、ジュースになります。
この汁のことを、「果汁」と呼びます。
ジュースの中で、果物を実際に絞って出た汁を使っているものは、「果汁入りのジュース」となります。
中でも、果物の知るだけで作ったジュースは、「果汁100%ジュース」と呼ぶことができます。
「果肉」と「果汁」の違い
「果肉」と「果汁」の違いを、分かりやすく解説します。
「果肉」は、「果実の皮と種子との間にある、肉質の部分のこと」という意味があります。
一方の「果汁」は、「果物をしぼって、得られる汁のこと」という意味があります。
このように、「果肉」と「果汁」はどちらとも、果物に関する言葉という共通点がありました。
しかし、「果肉」は「肉質の部分」を意味するのに対して、「果汁」は「汁」を意味するという大きな違いがあります。
「果肉」の例文
・ 『この果物は、果肉が少ない』
・ 『果肉を切り出して、皿に盛る』
「果汁」の例文
・ 『レモンの果汁を、焼き肉のタンにかける』
・ 『果汁100%の、ジュースを飲む』
まとめ
「果肉」と「果汁」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。