「カーテン」と「遮光カーテン」はいずれも「カーテン」という言葉が使われていますが、詳細な意味が異なるため区別して覚えておく必要があります。
この記事では、「カーテン」と「遮光カーテン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カーテン」とは?
「カーテン」は「室内の窓を覆ったり、空間を仕切ったりするために上から吊るす布」を意味します。
また、「劇場において客席と舞台を仕切る幕」や「交流などを遮断するもの」という意味で使用されることもあります。
「遮光カーテン」とは?
「遮光カーテン」は「しゃこうかーてん」と読む言葉で、「光を遮る性能を持つカーテン」を意味します。
「遮光」という語には「光を遮ること」「光が室内にさし込んだり、室外に漏れたりしないようにすること」という意味が含まれています。
「カーテン」と「遮光カーテン」の違い
「カーテン」と「遮光カーテン」の違いを分かりやすく解説します。
「カーテン」は「室内の窓や空間などに吊るす布」を意味し、光や音、熱、冷気を遮ったり、空間を仕切ったり、音の反射を防止したりするために使用されます。
「カーテン」には、一般的によく使用される「ドレープカーテン」、薄手の「レースカーテン」、小窓などに取り付ける「カフェカーテン」といった種類があります。
また、後述する「遮光カーテン」や音を遮る「遮音カーテン」、燃え広がりにくい「防炎カーテン」など機能性をもった「カーテン」も販売されています。
なお、「カーテン」には「舞台と客席を仕切る大きな幕」という意味や、比喩的に「交流などを遮るもの」という意味で用いられることもあります。
一方、「遮光カーテン」は「光を遮る機能を持つカーテン」を意味します。
その遮光性能は3段階に分類され、遮光率99. 99%以上の「1級遮光」、遮光率99. 80%以上の「2級遮光」、遮光率99. 40%以上の「3級遮光」といった等級があります。
まとめ
「カーテン」は「室内の窓を覆ったり、空間を仕切ったりするために上から吊るす布」を示し、「遮光カーテン」は「光を遮る性能があるカーテン」を示します。
「カーテン」に上記以外の意味が含まれている点もチェックしておきましょう。
ぜひインテリアについての言葉を知る参考にしてください。