この記事では、「シリコン樹脂」と「シリコンゴム」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シリコン樹脂」とは?
「シリコン樹脂」とは、「ケイ素(Si)」の化合物である「シリコーン」が主成分の合成樹脂のことを表しています。
「ケイ素(Si)」は「シリコン」ともいい、鉱物の一種で、地球上に豊富に存在しています。
また、「シリコーン」は精製方法によって、「シリコーン樹脂(シリコン樹脂)」、「シリコーンゴム(シリコンゴム)」、「シリコーンオイル(シリコンオイル)」に分類されます。
「シリコンゴム」とは?
「シリコンゴム」とは、「ケイ素(Si)」の化合物である「シリコーン」の中で、ゴム状(ラバー状)のものを指しています。
「シリコン樹脂」と「シリコンゴム」の違い
「シリコン樹脂」と「シリコンゴム」の違いを、分かりやすく解説します。
「シリコン樹脂」と「シリコンゴム」はどちらも、「シリコーン」の一つです。
「ケイ素(Si)」は「シリコン」と呼ばれ、その化合物を「シリコーン」といいます。
「シリコン樹脂」は合成樹脂で、「シリコンゴム」はゴム状のものを表しています。
「シリコン樹脂」と「シリコンゴム」には、これらのような違いが見られます。
「シリコン樹脂」の例文
・『「シリコン樹脂」は「シリコーン樹脂」や「ケイ素樹脂」ともいいます』
・『「シリコン樹脂」の英語表記は「silicone resin」になります』
「シリコンゴム」の例文
・『「シリコンゴム」は「シリコーンゴム」、「シリコーンラバー」、「ケイ素ゴム」とも呼ばれています』
・『「シリコンゴム」は英語で「silicon rubber」と表記します』
まとめ
今回は「シリコン樹脂」と「シリコンゴム」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
どちらも「ケイ素(Si)」の化合物(シリコーン)の一つで、「シリコン樹脂」は合成樹脂、「シリコンゴム」はゴム状のものを表しています。
「シリコン樹脂」と「シリコンゴム」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。