この記事では、「書庫」と「書斎」の違いを分かりやすく説明していきます。
書庫」は「しょこ」と読みます。
「書庫」は、「書物を収めておく部屋や建物のこと」です。
単行本や文庫本などの本を収めておく部屋や、それ専用の倉庫などの建物を、「書庫」と呼びます。
例えば、家の庭に本を置くだけの建物がある場合は、「庭に書庫がある」ということができます。
「書斎」とは?
「書斎」は「しょさい」と読みます。
「書斎」は、「個人の家で、読書や書き物をするための部屋のこと」です。
例えば、自分の家に、読書や書き物のために用意された部屋がある場合は、「書斎」と呼ぶことができます。
会社員をしていても、週末などに読書をしたり、仕事をするための部屋がある場合は、「週末は書斎で仕事をする」などという文章にできます。
「書庫」と「書斎」の違い
「書庫」と「書斎」の違いを、分かりやすく解説します。
「書庫」は、「書物を収めておく部屋や建物のこと」です。
一方で「書斎」は、「個人の家で、読書や書き物をするための部屋のこと」です。
「書庫」と「書斎」は、どちらも「本を置くための部屋」を意味するという共通点があります。
しかし、「書庫」は、本の倉庫を意味する言葉なのに対して、「書斎」は、読み書きをする場所を意味するという違いがあります。
また、「書庫」は、会社や学校などにある場合もありますが、「書斎」は、個人宅限定の言葉という違いがあります。
「書庫」の例文
・ 『本が増えすぎたので、書庫が必要だ』
・ 『書庫から、目当ての本を探す』
「書斎」の例文
・ 『平日は、帰宅後に書斎で仕事を進める』
・ 『書斎にこもり、部屋から出ない』
まとめ
「書庫」と「書斎」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。