この記事では、「戻る」と「舞い戻る」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「戻る」とは?
一度家から出た人が、また同じ場所に来ることを「戻る」【もどる】といいます。
例えば、家出した娘が数週間後家に来る行動を指すのです。
使い方としては、「鳥が家に戻る」といえば、一度どこかへ行って行方不明になったのが、また帰って来た行動を指します。
また、映画館で席に座ってからトイレに行き、また同じ所に座る行動を指すのです。
このように、また同じ所に帰る行動を指します。
「舞い戻る」とは?
一度違うところに行ったものが元の場所に戻って行くことを「舞い戻る」【まいもどる】といいます。
例えば、都会に出た者がまた田舎に戻った行動を指したり、好きな人と同棲していた者が一緒に実家に戻る行動を意味するのです。
使い方としては、「海外に行った俳優が日本に舞い戻る」といえば、外国で修行して実力つけて、活躍していた国へ戻ってやり直すという意味で使います。
「戻る」と「舞い戻る」の違い
ここでは「戻る」と「舞い戻る」の違いを、分かりやすく解説します。
一度出た人がまた元にいた場所に帰る行動を「戻る」と言います。
家出した者が住んでいた家に帰る、来た道を引き返す行動を指すのです。
また、初めて行った場所では目的地に辿り着かないときまた来た道を戻り、最初からまたやり直します。
もう一方の「舞い戻る」は役目を終えた後、元来た所に戻る行動を指すのです。
中には修行して元来た場所に戻って店を開くという良い意味でも使われています。
「戻る」の例文
・『大雨になったので、遊園地に行くのをやめて家に戻る』
・『家に戻ると教師が深刻な顔で親と話していたので緊張した』
「舞い戻る」の例文
・『都会で役者として舞台に上がり、活躍した者が地元に舞い戻る』
・『海外で活躍していた記者が内戦から逃れて日本に舞い戻る』
まとめ
どちらも「戻る」を使っていますが、「舞い」を使っている点が違います。
使い方を学び、どう行動するかに注目して使い分けてみましょう。