「火災」と「火事」の違いとは?分かりやすく解釈

「火災」と「火事」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「火災」「火事」の違いを分かりやすく説明していきます。

「火災」とは?

「火災」とは?

「火災」の意味と概要について紹介します。

意味

「火災」「かさい」と読み、「火事により家屋が燃えたり、負傷者が出る事態のこと」という意味です。

「火事」が出たことにより、同時に起きる様々な悪いことの総称です。

概要

「火災」は、「火事による災害」のことであり、「火事」が起きたことに付随するあらゆる良くないことがらを表します。

「火事」になり、家屋が全焼してしまい住む家がなくなってしまったり、家財が燃えて使えなくなってしまったり、煙を吸って命を失う人や体調が悪くなる人、逃げる際にけがをする人などが生じることを言います。

「火事」とは?

「火事」とは?

「火事」の意味と概要について紹介します。

意味

「火事」とは、「建造物や山林などが出火により焼けること」という意味です。

単純に「火でものが燃えること」という事実を表す言葉です。

概要

「火事」は、何かが実際に燃えている現象を表します。

目の前で「火事」が起きている場合、「燃えている」という事実を知らせる為に「火事だ」と言いますが、「火災だ」という人はいません。

これは、「火災」はまず「火事」という事実があり、それに付随して起きるものであるからなのです。

「火災」と「火事」の違い!

「火災」と「火事」の違い!

「火災」は、「火事」が燃え広がり、家屋が燃えたり人がケガをするなどの事例を総称した言葉です。

「火事」は、単純に火が出て燃えている事実を表す言葉です。

まとめ

まとめ

「火災」「火事」は、意味の範囲を広く取るか、単に事実を述べるだけかという違いがあります。

日常会話で自然に使い分けができているので、あまり心配はないでしょう。